美味しいだけじゃなくて、ヘルシーな健康食としても知られる馬刺し。
馬刺し大好きな私としては、毎日でも食べていたい!
でも、食べ過ぎても大丈夫なの?
やっぱり生肉だし、食中毒とかって気になる・・・
そんな不安を持った方もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では馬刺しを食べすぎるとどのようなデメリットがあるのか?ということについてまとめました。
馬刺しの食べすぎは食中毒になる?
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馬刺しは食中毒になるの?生で食べられるお肉とは
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馬刺しは生肉、ということで気になるのが食中毒。
果たして大丈夫なんでしょうか?
結論からいうと、
「馬刺しが原因の食中毒は全くないとは言い切れないが、他のお肉よりはリスクが低い」です。
これは、馬の体温が比較的高いために細菌やウイルスが発生しにくい、ということに由来しています。
ですから馬肉には食中毒の原因となる菌やウイルスが少ない、つまり食中毒になりにくいということです。
とは言っても、ごくまれに食中毒になるおそれがあります。それを防ぐために冷凍保存されることが多いです。-20℃で48時間以上冷凍すれば、食中毒の心配もありません。
通販で馬刺しを買うときには、冷凍品を買うようにすれば安心ですね。
おうちに届いたら、食べるまでは冷凍保存しておいて、必要な分だけ解凍するようにしましょう。
・・・ということで、馬刺しが食中毒を起こすリスクはかなり低いと言えます。
しかし、これ以外にも馬刺しが原因で下痢や腹痛になることがあります。
いったいどんな理由なんでしょうか。
馬刺しで下痢や腹痛になる理由とは?
馬刺しを食べて下痢や腹痛になった・・・だから馬刺しはキケンなんだ!と判断するのはちょっと待ってください。
実は食べ方さえ気を付ければトラブルを減らすことができるんです。
そもそもですが、馬刺しに限らずお肉は消化に時間がかかります。
なのに、一気にたくさん食べてしまうと、胃腸が頑張りすぎて、水分をちゃんと吸収できてないけど、とりあえず体から便として出してしまえ!というわけで、下痢になってしまいます。
ですから、食べすぎるとお腹を下しやすいんです。
また、冷たい馬刺しを大量に食べると胃腸が冷えてしまいます。
これにより、さらに消化機能が落ちてしまうので、ますます腹痛や下痢のリスクが高くなります。
ここまで見て分かるように、馬刺しを食べてお腹を下した、というのは「馬刺し特有の症状」ではありませんよね。どんな食材にでも起こりうる問題です。
ちなみにですが、馬刺しは他のお肉に比べて脂肪分が少ないので、肝臓への負担も少なくなります。
さらに、アレルギーを起こしやすい食材分類というものがあるのですが、この分類によると(低いほどアレルギー症状のリスクが低い)、馬肉は5段階中2、それ以外の牛・豚・鶏は5という評価です。
やはり馬肉が他のお肉に比べて体に悪いとは言えない、むしろいいんじゃないの?とさえ思えますね。
馬刺しの食べ過ぎはダメ!?体を壊すことなく美味しく食べるコツとは?まとめ
というわけで、馬刺しを食べすぎることによる腹痛や下痢などの問題はあります。
ですが、それは馬刺し特有の話ではなく、他の食品でも起こる一般的なハナシなんです。
当たり前すぎる話ですが、いくら馬刺しが美味しいからと言って食べすぎは禁物です!
むやみやたらと恐れることなく、すてきな馬刺しライフを楽しみましょう。