パーフェクト食材!馬刺しの栄養素とその効果とは

2019年10月7日

最近、ローフードという言葉が流行しているのをご存じですか？

ローとは英語で「生の」という意味で、食材を極力加工されていない生の状態で食べるようにする食事のことです。

海外のセレブがローフードでダイエットに成功したこともあり、日本においても美意識の高い人たちの間では常識となっています。

そんな中で今、日本で昔から食べられている馬肉、特に馬刺しが栄養価の高いローフードとして注目を浴びています。

健康にも美容にもいいこと尽くしの、馬刺しの魅力をご紹介します！

ダイエット食材としてとても有能

最近のダイエットの傾向として、野菜ばかりではなく肉や魚もバランス良く食べることで健康的に痩せられるというものがあります。肉や魚には動物性たんぱく質が含まれており、これは美しく痩せるために必要な筋肉の素材になるからです。

しかし脂身の多い肉ばかり食べていては、もちろんダイエットにはなりません。その点、馬刺しはダイエットとしての食材にとても適していると言えます。

まず馬肉のカロリーですが、100gあたり110kcalで、豚肉の2分の1、牛肉の3分の1という低カロリーです。更に脂質は豚肉の10分の1、牛肉の6分の1であり、他の肉と比べても圧倒的にダイエットに向いた食材だということが分かります。

更にすごいのは、馬刺しに含まれている脂質は「不飽和脂肪酸」と言って、体脂肪になりにくい脂肪なのです。体脂肪は高くなると見た目にも太って見えてしまいますし、もちろん健康にも良くありません。

その上たんぱく質は豚肉と牛肉よりも多く含まれており、栄養素も十分に含まれています。しかし加熱をすると性質が変わってしまう成分もあるため、食べ方としては生のまま食べる馬刺しが一番オススメです。

美容成分も豊富で女性に嬉しい

馬刺しと言うとお酒と一緒に食べるイメージが強いせいか、どうしても男性が好んで食べるような印象があります。

ですが馬刺しは、女性にとって嬉しい成分がたくさん入っているのです！

まず注目したいのは、その美肌効果です。美肌にはスキンケアも大切ですが、そもそも人間の体は食べたものからしか作られないので、食事こそ美肌への最大の近道となります。

そんな美肌に欠かせないのがビタミン、ミネラルですが、馬肉には牛肉や豚肉の3倍ものビタミンとミネラルが含まれています。

更に、タテガミという部位には美肌の基盤を作るコラーゲンが大量に含まれているのです。

低カロリーなのに美肌効果が高いなんて、むしろ女性こそ馬刺しを積極的に食べるべきとすら思ってしまいますね。

栄養価が高く健康増進にもオススメ

海外では、お医者さんが患者さんに勧めるくらい、馬肉は健康に良い食材と言われています。

中でも注目したい成分は、グリコーゲンとペプチドです。

グリコーゲンは体内のエネルギー源であり、疲労回復効果やスタミナ増強効果もある成分で、アンチエイジング成分としても有名です。馬肉はこのグリコーゲンが牛肉の3倍も含まれているので、スポーツ選手も馬刺しを好んで食べたりするそうです。

一方のペプチドは、血圧を下げ、肝臓の機能を上げて体の代謝を良くしてくれるので、脂肪燃焼効果も望めます。

その他にも、コレステロール値を下げる役割を持つリノール酸、リノレン酸まで含まれており、動脈硬化の予防にも良い食材です。生活習慣病の改善にはもってこいの栄養素が含まれているため、健康志向の方にはとてもオススメです。