馬刺しといえば熊本!・・・なんですが、実は福島県の会津地方も馬刺しが有名だって知っていましたか?
実は生産量が熊本に次いで全国第2位なんですよ!
この記事では、会津で長年愛される絶品馬刺しが食べられるお店を3つご紹介します。
馬刺し好きはもちろん、そうでない方も会津に行った際には、ぜひ「地元グルメ」馬刺しを召し上がってみてはいかがでしょうか。
会津の馬刺し文化を産んだのは力道山!?
力道山と言えば、戦後のプロレスブームの立役者ですよね。
実は、この力道山こそが会津の馬刺し文化を産み出した張本人なんです。
もともと会津地方では明治時代の戊辰戦争あたりから馬肉を食べる文化があったのですが、冷蔵庫がまだなかった時代、生で食べるということはありませんでした。
しかし、昭和30年に力道山が会津若松市内のとある馬肉店に立ち寄った際、「馬肉を生で」「辛子みそをつけて」食べたことがきっかけで、馬刺しを辛子みそにつけて食べるという会津独特の馬刺し文化が産まれました。
もともと海から遠くて魚の刺身が手に入りにくい地域であったこと、家庭への冷蔵庫の普及で、馬刺しは一気に会津で広まることになったのです。
こうした歴史もあって、市内にはおいしい馬刺しが食べられるお店がずらりと立ち並び、地元グルメとして観光客にも人気です。
ここからは、そんな会津で愛される馬刺しが堪能できるお店を3つご紹介します。
桜鍋 吉し多
1つ目のお店は「吉し多(よした)」です。
馬肉専門の定食屋さんで、うまい馬刺し料理が味わえると人気なお店。
この記事で紹介しているお店では唯一ランチ営業もやっています。
ランチでは、なんと850円で馬刺し定食や馬刺し寿司定食が食べられるんですよ!
リーズナブルに地元グルメが頂けるとあって、会津観光客にも大人気です。
会津若松市役所すぐ隣なので、場所もわかりやすいのがありがたいですね。
さくら鍋 鶴我
2つ目のお店は「さくら鍋 鶴我」です。
福島県内に複数店舗があり、さらに東京・赤坂にも出店している超有名店です。
「会津の最高級ブランド馬刺しをご賞味ください」
という言葉の通り、一般流通していない特上の馬刺しを扱っているので味は文句のつけどころなし。
店構えも高級感があり、格式の高さを感じられます。
ちなみに鶴我の会津本店は、先ほど紹介した「吉し多」とお隣さんです。
公式サイトはこちら↓
https://turuga829.com/
丸長本店 蔵の店
3つ目のお店は「丸長本店 蔵の店」です。
蔵を改装してできた外観がステキなお店。
馬刺しに限らず、焼き肉・馬刺し寿司・馬ホルモン・馬レバーなどバラエティ豊かな馬肉料理が食べられます。
もともと焼肉屋さんですが、馬刺し目当てで来るお客さんも多い人気店。
ちなみにですが、先ほど紹介した吉し多、鶴我からは歩いて15分ほどの距離です。
番外編:肉の庄次郎
ここでは番外編として「肉の庄次郎」というお肉屋さんを紹介します。
この肉の庄次郎こそ、会津の馬刺し文化発祥となったお店。
60年以上前に力道山が訪れたお店は現存しています。
あくまでお肉屋さんなので、その場で馬刺しが食べられるわけではありません。
ですが会津にせっかく来たのなら、馬刺し文化発祥のお店に立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね。
場所はJR只見線の七日町駅徒歩5分、会津若松市役所からは2kmほどの距離にあります。
公式サイトはこちらから↓
http://www.syoujirou.com/
「馬刺し大国」会津!!激ウマ馬刺しが食べられるオススメのお店とは?まとめ
会津若松でおいしい馬刺しが食べられるお店を紹介してきました。
これらのお店はすべて徒歩圏内に固まっているので、はしごするのもアリかも?
会津に足を運んだ際には、ぜひ馬刺しもセットで楽しんでくださいね!