馬肉料理の代表といえば、馬刺しです。唯一肉類の中で完全に生で食べられる肉ですから、ファンの方も多いハズ。生肉好きさんにとっても最後の砦ですからね。馬刺しの需要は高まる一方です。
さて、馬刺しは読んで字のごとく馬肉の刺身です。刺身といえば、マグロやサーモンなどの魚介類なんかがまず想像されると思います。刺身はそのまま食べるのも美味しいですが、握りにして食べるのもいいですよね。じゃぁ、馬刺しは?馬肉の刺身はお寿司に出来るの?牛肉だって焼いてお寿司にしてるんだから、馬刺しが出来ないはずないですよね!
というわけで、馬刺しのお寿司をご紹介いたします。
まず、馬刺しのお寿司は存在するのか
馬刺しのお寿司はきちんと存在します。なかなかお目にかかれないのは事実ですが、ちゃんとありますよ。所謂普通のお寿司屋さんではなくて、馬肉料理専門店など、馬肉を扱っているお店にあります。だから普段はあまりお目にかかれないんですね。産地だと回転寿司にもあるそうです。羨ましい。
馬の握り寿司、とか馬肉寿司とか、名称はお店によって違いますが、馬肉を扱うお店でそれらしき名称のものがあったらぜひ頼んでみてください。炙りをやってるお店もありますので、生が苦手な方でも楽しむことが出来ます。
どこの部位を使うの?
次に気になるのは、馬刺しのどの部位を使ってお寿司を作るかですよね。色々あるのでしょうが、間違いなく美味しいのはバラです。均一で綺麗な霜降りのバラは上バラといいますが、それが出てきたら最高ですね。赤身と脂の絶妙なバランス。口の中でとろける脂と肉の旨味の赤身。想像するだけで涎が出そうです。まるでマグロの赤身と中トロを食べているかのような味わい。食べてみてくださいとしか言えません。とにかく美味しいです。
基本的に馬刺しで使う部位であれば、生で食べて美味しい部位ですので、どれもお寿司に使うことが出来ます。トロや赤身やロース、中には希少部位のタテガミを使っているお店もあります。
美味しいお店が知りたい!
では、そんな美味しい馬刺しのお寿司を食べられるお店をピックアップしてみました。
・肉寿司恵比寿横丁店
カウンター4席とテーブル4つの小さなお店にも関わらず、連日満員のお店です。馬肉を安くしかも美味しく食べられるということで、聖地扱いされることも。握りのメニューは赤身・ロース・中トロ・さしとろの4種類。そのどれもが安価ながら絶品。予約ができないので、行って満席だと並ばなくてはいけないのですが、それだけの価値のあるお店です。
・馬かばい有楽町店
有楽町にある熊本料理のお店。熊本といえば馬肉の生産地。ということで、様々な馬肉料理が楽しめます。そんな中、握りのメニューは、赤身にぎり・特上バラにぎり・たてがみ月見軍艦の3種。来ました、バラ!間違いありません。新鮮な馬肉を熊本から取り寄せていて、味はお墨付き。酢飯で味が引き締まって刺し身で食べるのとは違う味わいが楽しめます。
お店が近くにない!
そうは言ってもなかなか近くにお店のない方も多いと思います。そんな時は、お取り寄せです。最近はそんなに値段も張らずに馬刺しを手に入れることができますので、自分で握っちゃいましょう。
普通のお寿司と同じ要領で、固めにご飯を炊いてすし酢を合わせて握って、最後に馬刺しを乗せたら完成。あっという間にできちゃいます。馬刺しのお寿司はわさびではなく、生姜の方が美味しくいただけますので、お好みで生姜をちょこっと乗せてみてください。
馬刺しを買う際は、是非ともバラをオススメします。もちろん、赤身やロースやトロでもOKです。思い切って希少部位を試してみてもいいかもしれませんね。
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馬刺しがあるなら馬刺しの寿司だってあるはず!美味しいお寿司が食べたい!まとめ
是非食べて試してみてくださいとしか言えません。馬肉の甘みが口いっぱいに広がる旨さは口で説明するのが難しいです。生の肉だからこその肉本来の旨味を寿司でいただく贅沢さ。そのままで食べても美味しいのですが、すし酢が入ることでまた新たな美味しさに巡り会えます。馬刺し好きの方でまだの方はぜひ食べてみてください。馬自体食べたことがない方は刺身と食べ比べてみてください。食の楽しみが広がること間違いなしです。