みなさん馬刺しって食べたことありますか?私はあまり食べる機会も今までなかったのですが、専門店まで行くのはちょっと敷居が高いという私のような方でも、居酒屋さんのメニュー等で見かけることってありますよね。私もそれで以前食べたことが一度あり、意外とクセがなくてびっくりしたのを覚えています。私は魚のお刺身はすごく好きなのですが、動物の生肉と聞くとどうしても身構えてしまっていました。食中毒とかクセとかどうなの?って気になりますよね・・でも思い切って食べてみたら全然大丈夫でした!食わず嫌いだったのかなぁと、新しい食べ物を自分の中で発見できたようでうれしかったのを覚えています。
馬刺しと言えば熊本が有名なようですが、皆さんはご存知でしたか?今回はなぜ熊本で有名なのかと、馬刺しの安全性や食べ方などについて一緒に探っていきたいと思います!
熊本と馬刺しの関係
なんで熊本で馬刺しが有名なんでしょう?馬が元々多く生息していたのでしょうか?
実はその歴史は400年も前にまで遡ります。豊臣秀吉が天下統一を成し遂げ、朝鮮へとその手を広げようとしていた時代。兵が疲れ果てて秀吉の家計も火の海になり、大名たちも秀吉に愛想を尽かすほど朝鮮出兵は日本にとって苦い歴史となりました。そんな中活躍した熊本の加藤清正という人。1562年に現在の愛知県西半部に位置する尾張に生まれ、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将・大名であり、肥後熊本藩初代藩主です。彼も出兵中同じようにかなり疲れ果て食べ物もなくなりピンチになった時に、ふと目の前の軍馬が目に入りました。大事なチームメイトだったのでしょうが、そんな緊急な状態では動物なので食べられてしまうのですね・・(笑)でもそれが予想外に美味しかった!その瞬間から清正は馬肉の虜になり、出兵が終わって自国の熊本に帰ってきた後でも好んで食べるようになりました。熊本は自然も豊かなので馬を飼育するのにはもってこいで、馬にとっても環境がいい。こうして熊本で馬肉、馬刺しが食べられるようになり全国にも広まっていくようになったのです!
馬刺しの安全性と美味しい食べ方
火の国くまもとナビスタッフの方によると、昔食べられていた馬肉は農耕馬や軍馬の馬肉なので確かにクセがありましたが、最近の馬肉は長年の研究で食肉専用に品種改良されていて、厳選された熊本県独自の穀物飼料や肥育方法で育てられているので臭みはほとんどないそうです。
それに馬刺しは生肉ですが、牛肉と違って食肉解体の段階から生食専用として国の厳しい衛生基準に沿って処理されているそう。なんと生食専用として国や県から許可されているのは馬肉だけらしいのです!知らなかった!それなら安心して美味しい馬刺しを食べられますね!
馬刺しの食べ方としては、お刺身なので基本はお醤油でいただきます。おろしにんにくやおろし生姜、わさび、ねぎ、スライス生玉ねぎ等と一緒に合わせて食べるのが一般的。少しアレンジしたものだとカルパッチョや炙り、馬刺しユッケ、握りずし等があり、熊本では本当に魚のお刺身のように安心して手軽に食べられているようです。なんだか美味しそう!おなかがすいてきましたね!
実際に熊本で食べてみたいですが、なかなか行けないという方は全国発送のお店もあるようですので是非お取り寄せして家族やお友達と一緒にシェアして食べたりするといいかもしれません。
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熊本で有名な馬刺しって?安全で美味しく食べるには?まとめ
- 馬刺しは約400年も前から食べられている。
- 最初に食べ始めたのは肥後熊本藩初代藩主の加藤清正。
- 食料がなかった為軍馬を食べたのが始まり。
- 昔は馬肉はクセがあったが、最近のは品種改良されていてクセもほとんどない。
- 馬肉は生食専用として国から許可されている唯一の動物肉。
- 馬肉はお取り寄せもできる。
今まであまり馴染みがなかった馬肉。ましてや動物の肉を生でなんて・・と思っていても、こんなに安全で美味しそうならちょっと食べてみたいですよね。思い切って食べてみたら実ははまってしまうなんてこともあるそうです。しかも馬肉は高タンパクで低カロリー。
次の週末は馬肉を食べにお出かけしてみてはいかがですか?